○不破消防組合消防職員服制及び被服貸与規則
昭和44年3月20日
規則第2号
(趣旨)
第1条 この規則は、不破消防組合消防職員(以下「職員」という。)の服制及び被服の貸与に関し必要な事項を定めるものとする。
(服制)
第2条 職員の服制は、別表第1のとおりとする。
(被服の貸与等)
第3条 管理者は、職員に対し、その事務を処理するために必要な被服を貸与するものとする。
2 貸与する被服の品目、数量、貸与期間及び使用期間は、別表第2のとおりとする。
3 被服は、消防長が管理者から一括受領し、これを職員に貸与するものとする。
(貸与期間の計算)
第4条 被服の貸与期間(以下「貸与期間」という。)の計算は、被服を貸与した翌月から起算するものとする。ただし、既に他の職員が貸与を受けて使用した被服を貸与する場合は、既に他の職員が貸与を受けて使用した期間を除くものとする。
(被服の着用)
第5条 被服の貸与を受けた職員(以下「貸与職員」という。)は、勤務時間中にこれを着用しなければならない。
(被服の保管等)
第6条 貸与職員は、貸与期間中貸与された被服(以下「貸与被服」という。)を自己の責任において保管し、その保全に留意しなければならない。
(弁償責任等)
第7条 貸与職員は、貸与被服を紛失し、破損したときは、速やかにその理由を消防長を経由して管理者に届け出なければならない。
2 貸与職員は、貸与被服を紛失し、又は破損したときは、その程度に応じ弁償しなければならない。ただし、管理者がやむを得ない理由があると認めるときは、弁償金額を減免することができる。
(被服の管理)
第8条 消防長は、貸与被服の状況を明確にするため、被服貸与台帳(別記様式)により当該被服の貸与状況を整理するものとする。
(被服の返還)
第9条 貸与職員は、貸与期間が満了したときは、又はその貸与期間満了前において職員でなくなったとき(休職の場合を含む。)は、遅滞なく貸与被服を返還しなければならない。ただし、管理者が認めた場合は、この限りでない。
附則
この規則は、公布の日から施行する。
附則(昭和49年規則第6号)
この規則は、岐阜県知事の許可のあった日から施行する。
附則(令和5年規則第1号)
この規則は、令和5年4月1日から施行する。
別表第1(第2条関係)
冬帽 | 色及び地質 | 紺色の毛織物とする。 | ||||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及び顎ひもは黒色革製とする。顎ひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
女性 | 円形つば型とし、帽の回りに濃紺色又はその類似色のリボンを巻くものとする。 | |||||
き章 | 銀色金属製消防章とする。台地は、地質と同様とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||||
周章 | 帽の腰回りは、黒色のなな子織を巻き、消防司令以上の場合には、蛇腹組金線及び蛇腹黒色線を、消防司令補の場合には、蛇腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | |||||
夏帽 | 色及び地質 | 紺色の合成繊維の織物とする。 | ||||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及び顎ひもは地質と類似色の皮革とする。 顎ひもの両端は、帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 天井の両側に各2個のはと目を付け、通風口とする腰は、藤づる編みとし、すべり革には、所用の通風口を付ける。 天井の内側には、汚損よけを付ける。 形状は、冬帽と同様とする。 | ||||
女性 | 冬帽と同様とする。 形状は、冬帽と同様とする。 | |||||
き章 | 冬帽と同様とする。台地は、地質と同様とする。 | |||||
周章 | 帽の回りに、地質と類似色のなな子織を巻き、その他は冬帽と同様とする。 | |||||
冬アポロキャップ | 色及び地質 | 青色の合成繊維の織物とする。 | ||||
製式 | 形状は、図のとおりとする。 | |||||
夏アポロキャップ | 色及び地質 | 青色の合成繊維の織物とする。 | ||||
製式 | 後ろ4面に同色系メッシュ地を使用する。 形状は、冬アポロキャップと同様とする。 | |||||
保安帽 | 色及び地質 | 白色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | ||||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の衝撃を緩和する装置を付ける。 顎ひもは、合成繊維の織物とする。 帽の両側面に「不破消防」と黒色で標示する。 | |||||
き章 | 帽の前面中央に特殊樹脂製反射式消防章を貼付する。 | |||||
周章 | 帽の回りに1条の赤の反射線を付ける。 | |||||
防火帽 | 帽 | 色及び地質 | 銀色又は金色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | |||
製式 | かぶと型とし、内部に頭部の衝撃を緩和する装置を付ける。 帽の前面には、内蔵式の透明な顔面保護板を付ける。 顎ひもは、合成繊維の織物とする。 帽の両側面に「不破消防」、背面に「岐阜県」と黒色で標示する。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
き章 | 帽の前面中央に特殊樹脂製反射式消防章を貼付する。 | |||||
周章 | 帽のまわりに1条の赤の反射線を付ける。 | |||||
しころ | 色及び地質 | 紺色の難燃性防水布とする。 | ||||
製式 | 防火保安帽に取付けできるものとし、全面は両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
冬服 | 上衣 | 色及び地質 | 冬帽と同様とする。 | |||
製式 | 前面 | 男性 | 折り襟 胸部は二重とし、消防章を付けた金色金属製ボタン各3個を2行に付ける。 前面の左に2個、右に1個ポケットを付け、下部左右のポケットには、蓋を付ける。 形状は、図のとおりとする。 | |||
女性 | 打合わせを、右上前とするほかは、男性と同様とする。 | |||||
階級章 | 樹脂製又は布製とし、裏面は、マジックテープ式とする。右胸部のポケット上部に付ける。 | |||||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央にいぶし銀色の桜葉で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部に付ける。 | |||||
袖章 | 黒色しま織1条に消防司令補以上は、じゃ腹組金線1条を消防士長は、じゃ腹組銀1条を表半分にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章を付ける。 | |||||
襟章 | 左襟に、不破消防組合を表徴するバッチ1個を付ける。 | |||||
下衣 | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 男性 | 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
女性 | 長ズボン又はスカートする。 | |||||
夏服 | 上衣 | 色及び地質 | 淡青色の合成繊維の織物とする。 | |||
製式 | 前面 | カッター襟の半袖とする。 淡青色又はその類似色のボタン5個を1行に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
肩章 | 外側の端を肩の縫い目に縫い込み、襟側を淡青色又はその類似色のボタン1個で、留める。 | |||||
下衣 | 色及び地質 | 夏帽と同様とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
活動服 | 上衣 | 色及び地質 | 青色の合成繊維の織物とし、襟、肩及び背面上部にオレンジ色を配する。 | |||
製式 | 前面 | 用途に適応した、通気性、難燃性、強度、帯電、静電防止等の機能を有した、カッター襟式の長袖とする。 青色のファスナーとその類似色のマジックテープを1行に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
背面 | 背面上部に、紺色で「上段:GIFU PREF. 下段:FUWA F.D.」と刺しゅうする。 | |||||
肩章 | 外側の端を肩の縫い目に縫い込み、襟側を青色のボタン1個で留める。 | |||||
下衣 | 色及び地質 製式 | 青色の合成繊維の織物とする。 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
救助服 | 上衣 | 色及び地質 | オレンジ色の合成繊維の織物とする。 | |||
製式 | 前面 | 開きん立襟の長袖とする。 ファスナーを1行に付ける。 肩部、胸部、腹部及び肘部を補強布で刺縫いする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
背面 | 背面上部に紺色で「上段:GIFU 中段:不破消防 下段:RESCUE」と刺しゅうする。 | |||||
肩章 | 活動服と同様とする。 | |||||
下衣 | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 膝部及び臀部は、補強布で刺縫いする。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
冬救急服 | 上衣 | 色及び地質 | 灰色の合成繊維の織物とする。 | |||
製式 | 前面 | 台襟付きシャツカラーの長袖とする。 襟に白色のブロードの替襟を付ける。 ファスナーを1行に付ける。 | ||||
背面 | 背面上部に紺色で「上段:FUWA F.D. 下段:GIFU PREF.」と刺しゅうする。 | |||||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、白の反射テープの肩章カバーを差し込み、襟側を地質と類似色のボタン1個で留める。 | |||||
下衣 | 色及び地質 | 灰色の合成繊維の織物とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 | |||||
夏救急服 | 上衣 | 色及び地質 | 冬救急服上衣と同様とする。 | |||
製式 | 前面 | 半袖とするほかは、冬救急服上衣と同様とする。 | ||||
背面 | 冬救急服上衣と同様とする。 | |||||
肩章 | 冬救急服上衣と同様とする。 | |||||
下衣 | 色及び地質 | 冬救急服下衣と同様とする。 | ||||
製式 | 冬救急服下衣と同様とする。 | |||||
防火服 | 上衣 | 色及び地質 | 防火帽用しころと同様とする。 | |||
製式 | 前面 | 立襟ハーフコート型とする。 肩部及び肘部に耐衝撃緩衝材を縫付ける。前身頃裾、ポケット下部、胸部、袖口にオレンジ色の反射布を縫い付ける。 黒色のファスナーとその類似色のマジックテープを1行に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
背面 | 背面上部にオレンジ色で「上段:不破消防 下段:FUWA FIRE DEPT.」と標示する。 背面及び後身頃裾にオレンジ色の反射布を縫い付ける。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
下衣 | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | サスペンダー付き立体構造式長ズボンとする。 膝部は、耐衝撃緩衝材を縫い付ける。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
ポロシャツ | 色及び地質 | 濃紺色の合成繊維の織物とする。 | ||||
製式 | 半袖とする。 左胸に不破消防組合マークを付ける。 左袖に当本部が指定するマークを付ける。 右袖に個人の氏名をオレンジ色で付ける。 マークは、図のとおりとする。 | |||||
防寒服 | 色及び地質 | 濃紺色の合成繊維の織物とする。 | ||||
製式 | 立襟型、雨除け付き面ファスナー4点止め前立て、前後ヨークから袖にかけてと背中中央部に反射パイピング入り切り替えとする。 背面上部に反射銀色で「上段:GIFU PREF. 下段:FUWA F.D.」と標示する。 手口は、面ファスナーで調整できる仕様とする。 形状は、図のとおりとする。 | |||||
雨衣 | 上衣 | 色及び地質 | ナイロン製とする。 | |||
製式 | フード付き立襟長袖とする。ファスナー及びボタン7個を1行に付ける。 背面上部に反射銀色で「不破消防」と標示する。 左胸に不破消防組合マークを付ける。 反射プリントを上腕部及び背部に付ける。 | |||||
下衣 | 色及び地質 | 上衣と同様とする。 | ||||
製式 | 長ズボンとする。 | |||||
ネクタイ | 色及び地質 | 紺色の合成繊維の織物とする。 | ||||
消防活動用手袋 | 色及び地質 | 黒色で表面は、ケブラー繊維製ニット生地裏面はノーメックスの交編ニットとする。本体内装生地の中間層は、透湿防水フィルム製グローブ、内層は綿ニット生地とする。 | ||||
作業用手袋 | 色及び地質 | 黒色の人工皮革とする。 | ||||
墜落制止用器具 | 製式 | 墜落制止用器具の規格(平成31年厚生労働省告示第11号)に適合したものとする。 | ||||
バンド | 冬服用 | 色及び地質 | 黒色革製とする。 | |||
製式 | 前金具中央に、消防章を付ける。 | |||||
夏服用 | 色及び地質 | 紺色の合成繊維とする。 | ||||
製式 | 金属製のバックルとし、中央に消防章を付ける。 | |||||
活動服用 | 色及び地質 | 青色の合成繊維とする。 | ||||
製式 | 前金具は、2穴式とする。 | |||||
救助服用 | 色及び地質 | オレンジ色の合成繊維とする。 | ||||
製式 | 活動服用バンドと同様とする。 | |||||
救急服用 | 色及び地質 | 白色の合成繊維とする。 | ||||
製式 | 活動服用バンドと同様とする。 | |||||
長靴 | 色及び地質 | 黒色のゴム製とする。 | ||||
製式 | 上部中央に消防章を付ける。 靴底に、踏抜き防止板を挿入する。 | |||||
防火靴 | 色及び地質 | 黒色のゴム製とする。 | ||||
製式 | 編上靴型とし、外側横に切込みを入れ、ファスナーを斜めに付ける。 背部に爪先ゴム部分と同系色(黄色)の反射テープを付ける。 靴底に、踏抜き防止板を挿入する。 | |||||
救助用編上靴 | 色及び地質 | 黒色の皮革又は合成繊維とする。 | ||||
製式 | 編上靴型とし、外側横にファスナーを付ける。靴底は、ゴム製とする。 靴底に、踏抜き防止板を挿入する。 | |||||
消防手帳 | 表紙は、黒色の革製又はこれに類似するものとする。 中央上部に消防章を、その下に消防本部名を、それぞれ金色で表示し、背部に鉛筆差しを設け、その下端に長さ45センチメートルのひもを付け、表紙内側には、名刺入れを付ける。用紙は恒久用紙と記載用紙とに分け、いずれも差換式とし、その枚数は、恒久用紙10枚、記載用紙80枚とする。 |
図(別表第1関係)
制帽 | ||
制帽(女性用) | ||
き章・周章 | ||
アポロキャップ | ||
防火帽 | ||
冬服 | ||
夏服 | ||
救助服 | ||
防火衣 | ||
ポロシャツ | ||
①左胸マーク | ②左肩マーク | ③個人ネーム |
防寒服 | ||
別表第2(第3条関係)
品目 | 数量 | 貸与期間 | 使用期間 | 備考 | ||
帽子 | 制帽 | 冬帽 | 1個 | 使用できる範囲 | 10月1日から翌年5月31日まで | 紺色 |
夏帽 | 1個 | 使用できる範囲 | 6月1日から9月30日まで | 紺色 | ||
アポロキャップ | 冬 | 1個 | 2年 | 冬帽に準ずる。 | 青色 | |
夏 | 1個 | 2年 | 夏帽に準ずる。 | 青色 | ||
保安帽 | 1個 | 使用できる範囲 | 年間 | 白色 | ||
防火衣一式 | 1個 | 10年 | 年間 | 濃紺色 | ||
冬服 | 1着 | 5年 | 冬帽に準ずる。 | 濃紺 | ||
夏服 | 1着 | 3年 | 夏帽に準ずる。 | 淡青色 | ||
活動服 | 1着 | 2年 | 常時必要なとき。 | 青色 | ||
救助服 | 1着 | 使用できる範囲 | 常時必要なとき。 | オレンジ色 | ||
冬救急服 | 1着 | 2年 | 常時必要なとき。 | 灰色 | ||
夏救急服 | 1着 | 2年 | 常時必要なとき。 | 灰色 | ||
ポロシャツ | 1着 | 使用できる範囲 | 年間 | 濃紺色 | ||
防寒服 | 1着 | 使用できる範囲 | 常時必要なとき。 | 濃紺色 | ||
雨衣 | 1着 | 使用できる範囲 | 常時必要なとき。 | |||
ネクタイ | 1本 | 使用できる範囲 | 冬帽に準ずる。 | 濃紺色 | ||
消防活動用手袋 | 1双 | 使用できる範囲 | 常時必要なとき。 | 黒色 | ||
作業用手袋 | 1双 | 使用できる範囲 | 常時必要なとき。 | 黒色 | ||
墜落制止用器具 | 1本 | 使用できる範囲 | 常時必要なとき。 | |||
階級章 | 1個 | 使用できる範囲 | 年間 | |||
バンド | 1本 | 使用できる範囲 | 年間 | |||
長靴 | 1足 | 使用できる範囲 | 年間 | 黒色 | ||
救助用編上靴 | 1足 | 使用できる範囲 | 年間 | 黒色 | ||
消防手帳 | 1個 | 在職中 | 年間 |